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Feelbetter

2020年、コロナ禍のさなかに始めた海外購入代行の起業ストーリー

就活生が1万ウォンで始めた海外購入代行が、わずか2か月で月商2,700万ウォンに届くまで。ヘラルド経済が紹介したFeelbetterの2020年の起業ストーリーと、そこで学んだことをまとめました。

イム・ジュヒョン(Jayden)Feelbetter 代表 · PMP®

ストーリー5分で読めます

机の上で電源が入ったノートパソコン
Photo: Leap Design / Unsplash

この記事の要点

  • 2020年11月、起業資金1万ウォンで、在庫を持たない海外購入代行を始めました。
  • 初回精算の売上は370万ウォン。1か月後の12月には月商2,700万ウォンを記録しました。
  • このストーリーは2021年1月、ヘラルド経済の連載「コロナは初めてだから」で紹介されました。

Feelbetterが生まれたのは2020年、誰もが人と距離を置いていた年でした。授業はすべてオンラインに切り替わり、就職の門は狭まり、海外旅行は止まりました。そのすき間で、ひとりの就活生が1万ウォンを元手に海外購入代行の起業に踏み出します。Feelbetter代表、イム・ジュヒョン(Jayden)の物語です。

この起業ストーリーは、2021年1月にヘラルド経済の連載「コロナは初めてだから」で紹介されました。以下は、その記事をもとに、いまのFeelbetterがどこから来たのかをまとめた記録です。

続きを読む就活生が起業2か月、中堅企業の月給を稼いだ[コロナは初めてだから]ヘラルド経済 · 2021年1月29日 · パク・ロミョン記者 · 韓国語n.news.naver.com

2020年、就職の代わりに見つけた「よりどころ」

2020年、彼は経営学とソフトウェア工学をあわせて学ぶ大学4年生でした。オンライン授業で生まれた時間を使って、TOEIC、韓国史能力検定、流通管理士(유통관리사:韓国の流通分野の国家資格)、経営指導士(경영지도사)といった資格に次々と挑戦し、IT職のインターンにも応募しましたが、結果はすべて不採用でした。

周りの空気も同じでした。経歴や資格に恵まれた友人たちも志望のハードルを下げ、公企業や公務員試験へと進路を変える人もいました。彼は会社に入る道ではなく、自分の力で売上をつくる道があるのか、まず確かめてみることにしました。

最初の挑戦:ひと月に8枚だけ売れたスマホフィルム

始まりは兄の副業でした。2020年3月、デザイナーだった兄は中国の工場からスマートフォン用の強化ガラスフィルムを数百枚仕入れ、パッケージを自らデザインして、NAVERスマートストア(韓国のポータルNAVERが運営するオンラインストア開設サービス)に出品しました。結果はひと月で8枚。広告なしで出品した商品は、検索結果からすぐに押し流されてしまいました。

部屋の片隅を占領する在庫の箱を見かねて、彼が販売を引き継ぎました。商品詳細ページの写真と説明をブログと連携させ、タグを整理すると、関連検索での露出が増え、訪問者数も販売数もそれに続いて伸びました。ただ、製品そのものの品質と価格競争力という壁は越えられませんでした。

1万ウォンで始めた海外購入代行

テーブルの上で段ボール箱を持つ手
在庫を抱えない海外購入代行は、小さな部屋ひとつからでも始めることができました。Photo: Bench Accounting / Unsplash

自分で事業をやると決めて銀行に持っていったお金は、1万ウォンでした。事業用の口座を開き、OTP(ワンタイムパスワード生成器)を発行してもらうと、残りは6,000ウォン。それでも問題はありませんでした。彼が選んだのは、初期資金がほとんどかからない海外購入代行だったからです。

2020年11月、スマートストアを開設し、商品分析ツールで売れそうな海外の商品を探しました。海外の販売者の商品をクレジットカードで300万ウォン分注文して韓国国内の販売価格より安く出品し、ハンガーラックやスノーボードウェア、カレンダーまで、37種ほどを登録しました。どれかひとつでも当たればいい、という気持ちでした。

2020年11月 · 初めての精算

37種のうちのひとつが売上を押し上げる

  1. 1海外の販売元 → 転送サービスの倉庫(배송대행지) → お客様とつながる仕組みなので、自宅に在庫を置く必要はありませんでした。
  2. 2商品の仕入れ値と、スマートストア・カード・転送サービスの手数料を差し引くと、売上の約10%が純利益として残りました。
  3. 3その月の稼ぎ頭はキャラクターカレンダーでした。ひとつの商品が検索上位に入ると、売上が一気に跳ね上がりました。

初回精算の売上は370万ウォンでした。

2か月で月商2,700万ウォンに

12月は年末のギフトシーズンでした。米国の取引先からタブレットPCを仕入れて韓国国内の価格より最大10万ウォン安く販売し、ギフト需要に合わせたキーワードを丁寧に配置しました。タブレットPCだけで、1日最大400万ウォンの売上が出ました。

起業資金
1万ウォン
出典: ヘラルド経済、2021
初回精算の売上(2020年11月)
370万ウォン
出典: ヘラルド経済、2021
月間売上(2020年12月)
2,700万ウォン
出典: ヘラルド経済、2021
取扱商品数(2020年12月)
100種あまり
出典: ヘラルド経済、2021

取扱商品は100種あまりに増え、顧客対応を一緒に担う友人もひとり雇いました。1日5〜8時間を事業に充てながら、授業と資格の勉強を両立させた結果でした。記事の中の彼は、この成果を大きな成功というより、運に恵まれたスタートだったと淡々と語っています。

あの冬に学んだこと

小さなストアをひとつ運営しながら学んだことは、いまのFeelbetterの仕事の進め方の骨組みになりました。

  1. 01お客様は商品ではなく、結果を買っています。タブレットが売れた理由はスペックではなく、「年末のプレゼントを間に合うように、より安く」という結果でした。
  2. 02在庫がないからといって、リスクがないわけではありません。海外の販売元の品切れ、価格変動、配送遅延は、すべて販売者が責任を負うべきものです。(在庫管理の記事を読む)
  3. 03スピードが信頼をつくります。問い合わせに素早く答えるだけで、買うかどうかの判断が変わりました。いまの「1時間以内にリンク」という約束は、ここから始まりました。
  4. 04探す力こそが競争力です。同じ商品でも、どこで、いつ、どんな条件で買うかによって、価格も体験も大きく変わります。

購入代行ストアからAIショッピングコンシェルジュへ

2020年のFeelbetterは、売れそうな商品を先に選んで並べるお店でした。いまのFeelbetterは、その順番を逆にしました。お客様が欲しいものを伝えてくだされば、その一点を探し出し、検証済みの購入リンクをお送りします。

リクエストはまずAIが読み取り、商品、条件、予算を整理します。そのうえで、流通管理士とPMPの資格を持つ人間が、販売元と価格、在庫を確認します。1万ウォンで始めたあの冬と同じく、いまも核心は変わりません。欲しいものを、いちばん良い条件で、いちばん早く見つけてお届けすることです。

検索して比較する時間を減らすこと。2020年も、そしていまも、私たちが売っているのは結局その時間です。
— Feelbetter

よくある質問

Feelbetterはいつ始まったのですか?

2020年に海外購入代行ストアとして始まりました。本格的な販売は2020年11月からで、この起業ストーリーは2021年1月にヘラルド経済で紹介されました。

海外購入代行は本当に在庫なしでできるのですか?

海外の販売元が発送した商品が転送サービスを経由してお客様に直接届く仕組みなので、倉庫は必要ありません。ただし、販売元の品切れや価格変動といった「見えない在庫」のリスクは、自分で管理する必要があります。

いまのFeelbetterはどう利用すればいいですか?

リクエストページで欲しい商品を文章・リンク・写真で説明し、メールアドレスを入力するだけです。検証済みの購入リンクを1時間以内にメールでお送りします。

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Feelbetter

イム・ジュヒョン(Jayden) Feelbetter 代表 · PMP®

2020年に海外購入代行で起業し、現在はAIショッピング・コンシェルジュ Feelbetter を手がけています。流通管理士とPMP®の資格を活かし、コマースとAIのプロジェクトを率いています。

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